2023年10月1日
Phantom レトラクターシステム
特徴
Phantomレトラクターシステム
Phantom CS
頚椎前方アプローチや腰椎後方アプローチに最適な光源付きの開創器です。
●Blade variations
先端形状と幅の違いにより5種類、ライトケーブルを装着できるブレードが4種類あるため、使用部位・方法に適したブレード選択が可能です。
●Lighted Blade
ライト用ケーブル先端部はブレードから術野に突出しない為、操作の妨げになりません。
Phantom ML
特に腰椎後方での使用を想定した半チューブ型の開創器です。MLチューブブレードはファセットにフィットする形状であるため、よりクリアな視野を確保できます。
●高い汎用性
レトラクター本体は術中判断で開創する方向を2方向から4方向までフレキシブルに変更することが可能です。また、ブレードだけでなくフックを使用することで軟部組織のみならず棘突起にかけることも可能です。
●Pivoting function
ブレードは無段階に30度まで傾けることが可能です。皮切はそのままで、頭尾側、内外側へのアプローチが容易になります。
Phantom LS / HANG10
特に腰椎後方での使用を想定した開創器です。ユニークな形状のブレードの椎間関節上部に設置することで、CBT法でより広い術野を確保できます。
Phantom DS
頚椎前方アプローチで椎間をディストラクションするための開創器です。ダブルリードを採用したディストラクションスクリューにより手術時間の短縮が可能です。
●ダブルリード
従来のディストラクションスクリューの半分の回転数で刺入ができます。
●リユース仕様のスクリュー
材質はより強度の高いステンレス材を採用。術中破損リスクの低減と維持コストの低減につながるリユース仕様を実現しました。
Compatibility
レトラクター、ブレード、光源、連接アームは、全てPhantom MLとCSで併用することが可能です。コンパクトなPhantom CS のレトラクターにPhantomML のフック/ブレードを組み合わせて片側除圧に使用するなど、様々な組み合わせが可能です。
LED light source
光源にLEDを採用し、ライト用ケーブルをリユースタイプにすることでランニングコストを低減できます。
連接アーム
アームの可動部を3か所にすることで、より強固にレトラクターを固定することが可能です。